スティック香　緋樂

燦然と燃え上がる火に心つながる。

燦然と燃え上がる火に心つながる。

想像力や熱意を湧き上がらせ、力強く生き生きとした心の世界へと誘います。

天竺葵

［緋樂（Hiraku）］は、爽やかさのなかに薔薇のような華やかな甘さがかおる天竺葵（ゼラニウム）の香りが品よく広がります。

天竺葵（ゼラニウム）の香りの効能も相重なり、不安定な気持ちが和らいで心が整い、自ずと前向きな気持ちになっていきます。そして、心の中で炎が燃えるかのように、集中力が増して意欲的に取り組む後押しをしてくれます。

畏敬の念

 
今の時代に至っては、ボタンひとつで点火して火を使用するというのは身近でいとも簡単なことではありますが、太古にまで戻らなくともつい100年ほど前までは火をおこすことは並大抵のことではなく、時間と労力を費やすものでした。

こうして火を利用し扱うことができるのも動物のなかでは人類だけ。日本に限らず世界の文明がそれぞれの地で高度な文化を築きあげることができたのは、火を自由自在に操れたからです。それは、外敵から身を守る火であり、暖をとる火、そして、食事を作る火であるように、 火が生活を支えていたのでした。一方で、火は一つ間違えると暮らしのすべてを焼き滅ぼしてしまうという恐ろしい力も併せ持つ存在でもあります。　古の日本人はこの火には恵みと脅威という相反するものをあわせもつ、そこに畏敬の念を感じ、火を神聖なものとして捉えてきました。

情熱、力の限り尽くす 

 この神聖ともいえる火は、物質が熱と光を発して酸素と化合する「燃焼」という現象です。これを比喩的に説明すると『力の限りを尽くすこと』でもあります。

［緋樂（Hiraku）］はそんな火の力を感じ得られるかのように、熱意が湧き上がらせ、力強く生き生きとした心の世界へと誘います。

集中して取り組みたいときに［緋樂（Hiraku）］の香を焚くと、香煙のくゆらぎと共にゆっくり呼吸をしているうちに、集中力が深まっていき、まるで別世界に入りこんでいけます。

 それは、仕事や勉強に取り組むとき、稽古の練習や、掃除や家事のときでも。はたまた、一日の終わりに自分自身と向き合うときなど。その時に今一番優先すべきこと、散漫になりやすい意識を一点に集中することで、ぶれることなく全力で進んでいけます。

［緋樂（Hiraku）］は、人生を燃焼させるかのようにあなた自身の自己実現を促進させる後押しの香になるでしょう。

暗闇を照らす光

また、蝋燭に灯される火の光は仏様の智慧をあらわしています。お釈迦様は「自灯明　」という「自らを灯明とし自らを拠り所にして生きなさい」と言葉をのこしてくれまいた。

暗闇のなかで照らしてくれる光があれば、道に迷うこともないし、躓くこともないですが、他方、もし自分以外の誰かを灯火として、誰かに前を照らしてもらいながら進んでいったのでは、その誰かがいなくなり明かりが消えたとき、人は真っ暗闇のなかをさまようことになってしまいます。つまり、自分自身が灯火であると説いてくれています。

［緋樂（Hiraku）］はそんな心の奥にある熾火に神聖な炎が燃え上がれるように、ためらいや恐れを燃やし尽くし、心の灯火が松明となり暗闇の道を進む後押しをしてくれるでしょう。

迷いや恐れを感じたときに［緋樂（Hiraku）］を焚きながら、ゆっくりと呼吸をしながらその恐れと対峙して焼き尽くす。はたまた、内にある智慧につながることができるように、新たなこと、将来のことを思い描くときに［緋樂（Hiraku）］の香が明るい松明となり光輝く未来へと誘ってくれます。

スティック香　緋樂