上質な質感の香炉
伝統工芸士古田弘毅氏の作品。
石川県の伝統工芸品である「九谷焼」の香炉です。
陶々考「古田弘穀」
中嶋寿山に師事/第13回伝統九谷焼工芸展初入選/平成14年認定伝統工芸士認定
「豊かな五彩の色彩と土の質感が描き出す暖かいやきもの作る思いは同じなのです 今布と土の装飾の域を超え 新しい広がりを日々求めて創作の糧としております。」
と語られているように、九谷焼の中でも土の質感を感じるなかに色彩豊かな作品です。
縁起の良い柄
この香炉に描かれているのは縁起柄の「鴛鴦(おしどり)」。
鴛鴦(おしどり)は仲良く寄り添って泳いでいる様子から、“仲むつまじい夫婦”の象徴とされ縁起の良い絵柄です。
日常使いにも
香炉の内側は土の質感も感じられます。
香炉が縦長のため、灰を香炉の8~9分目の高さまで入れられたら練香や刻み香、コーン香も焚いてお楽しみいただけますが、半分ぐらいまでの量ですと、スティック香(線香)を一本立たせて焚いてお楽しみいただくことがおすすめです。
空間のインテリアとしても
香炉を飾るだけで、華やかながらも、落ち着きのある空間へと演出してくれます。
『4号香炉 おしどり/古田弘毅』
- 内容物 : 香炉(九谷焼)(桐箱が箱になります)
- 生産地 : 石川県、日本 (Made in JAPAN)
- 大きさ:径8×高さ12cm
- こちらは、取寄せ商品になります。(営業日で1〜3日ほど発送までお時間いただきます)
九谷焼について
九谷焼とは、石川県南部の南加賀に発祥し、現在に至るまで受け継がれる、色絵による装飾を特徴とする磁器です。九谷焼の特徴は、その鮮やかな絵付けにあります。特に力強く、絵画的な絵付けがされているのが特徴です。最初期には中国の景徳鎮の影響を受けつつも、同時期に活躍した狩野派や琳派の技法を取り入れつつ成長を続け、現在においても発展し続けています。
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